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彼女のやくわり

20085210113_5 思いがけず、都内に住む従姉妹から電話がありました。

昔は一緒に暮らしていたこともある彼女は、私には姉妹にも近い感覚。14歳年上ですが、どちらかと言うと私が「姉」のつもりです。缶ジュースの自販機の使い方も知らないし、もちろん路線もわからない。(皇室じゃないんだから・・)。それでも、永遠の女学生のようにピュアで性格が良く、おまけに美人です。だから愛され、守られる存在なのです。

そんな彼女が御姑さんをおくって、子供たちも手がかからなくなり、1年前からパートに出ました。なんでも、老人ホームのおじいさんのケアと話し相手だそうです。痴呆のおじいさんは元会社の会長さんで、”仕事の話”ばかり。彼女を”女子社員”と思ってるらしいのです。

「会長、書類にサインお願いします。」

「会長、そろそろ体操の時間です。」

・・・と、そんな会話が続くそうです。

彼女の声は弾むように明るく、全く肩に力が入ってなかった。むしろ、健康で仕事が出来ることに感謝している様子でした。25年ぶりにお勤めを始めて、その歓びが伝わってくるよう。患者さんの、そして自分自身の「老い」への道を、優しく笑顔でみつめているようでした。

そんな彼女が嬉しく、ハッとさせられ、初めて尊敬して(笑)・・・あたたかい気持ちになりました。

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コメント

私も、従姉妹の方の年代になった時に、自分自身の、「老い」への道を、優しくみつめられるようになれればいいな、と思いました。

尊敬して、あたたかい気持ちになれるって、素敵な発見よね☆

投稿: yuki | 2008年6月11日 (水) 16時11分

Yukiさん

はい、私もそう思いますよ。

ものすごく大きな望みなど無く、家族の為に生きてきた彼女。
オッチョコチョイで周りに心配されながら(笑)、でも自分にとって1番大事なものは知ってるひと。
どんな生き方もOK!ですが、そんな人生も素晴らしいな・・と。

投稿: Hana | 2008年6月12日 (木) 00時28分

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