« 京人参のポタージュとレバーソテー | トップページ | 新年会のケータリング »

モデリアーニ 真実の愛

アンディ・ガルシアがモディを演じた「モディリアーニ 真実の愛」を観ました。一言でいうと ’pas mal’ 悪くない作品。

特にジャンヌ役のエルザ・ジルベスタインは良かった。モデルとして寂しげな表情で描かれたジャンヌよりも、強い眼差しを持つ彼女。モディの持つ狂気と同じように、純粋過ぎるジャンヌもまた、心に狂気を秘めている人だったのではないでしょうか。以前観た「モンパルナスの灯」のアヌーク・エーメより、リアルにジャンヌを演じているような気がするのです。

さて、アンディ・ガルシア演じるモディリアーニ。前述の「モンパルナス・・」の画家に比べると、デカダンスでありながらも軽妙で洒落たハンサムくんに描かれています。これはイタリア系であるガルシアのなせる技なのでしょか。(もうちょっと頬のラインがシャープなら・・と、思う節もありますが)もう少し若かったら(アンタッチャブルの頃なら)良かったかもね。貧乏そうに見えないんだもの(笑)

しかし、悪くない。「エコール・ド・パリ」の時代背景が解りやすく、そこに生きるユトリロも、スーチンも、天敵に描かれているピカソとの対比もワクワクするものがありました。ひとつの時代を作り出した画家たちの夢と現実。絵画好きにはたまらないです。幾度かモディリアーニについて書いていますが、個人的に1900年以降の混沌としたパリに興味があるのです。古い安アパート”アトリエ洗濯船”から始まる彼らの芸術は、ぞれぞれの信じる道を歩み、それぞれが彼ららしく人生を終えました。ピカソは”マタドール”。ルノアールがモディを”狂犬”と例えるところも納得。200710260023_2

あの時代がなぜか懐かしい私です。

|

« 京人参のポタージュとレバーソテー | トップページ | 新年会のケータリング »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

私も観ました観ました♪ ちょっと前の映画ですよね。 私はただ単に、アンディ様が見たかったからという、絵もお描きになるhanaさんとは全く違った角度からなんですけど・・(汗)  この間話していて結局出てこなかった、ゴッド・ファーザーの、アルパチーノの甥っ子(?だっけ)ってアンディ様だったぁっ!と今思い出しました。それにしてもかっこいいですよね★でもアルパチーノの昔のお姿・・(ゴッド・ファーザー1から2まで限定!)には負けるかな・・。

投稿: ソムリエールHIroko | 2008年1月 9日 (水) 00時01分

Hirokoさん、こんばんわ!

そうでした~!
アンディ・ガルシアのファンだと仰ってましたね☆
前回、名前をど忘れしたのは、単に酔っていたからですね(笑)
私もあのころの彼は好きだったなぁ。

>★でもアルパチーノの昔のお姿・・(ゴッド・ファーザー1から2まで限定!)には負けるかな・・。

Je suis d'accord avec vous !
そりょあ、そうです(笑)

投稿: Hana | 2008年1月 9日 (水) 00時48分

アンディ・ガルシアはアンタッチャブルで初めてその存在を知りました。
実は初デートの際に見た映画がアンタッチャブルだったのです。あっ、どうでもいいですね(笑)。

「モディリアーニ 真実の愛」見てないんですよぉ。なので映画の内容はよくわかりませんが(すみません・・・)、モディリアーニの描く女性の絵は知っています。悲しそうな瞳、軽く微笑んでいるようにも見えるのですが、やはり心の奥底には悲しみが溢れているような表情。あの瞳を見ると何だか心の内を見透かされそうな気になります。

Hanaさんは絵も描かれるんですか~。多才なのですね~。私は描くことは出来ませんが絵を見るのは好きなのです。
芸術的にどうなのかという専門的な事は分かりませんが・・・。
美術館のあの独特の雰囲気も好きですね~。
そういえばもう何年も足を運んでないかも・・・。

投稿: Long Vacation | 2008年1月 9日 (水) 13時27分

ロンバケさん、こんにちは!

初デートは、アンタッチャブルとは♪
なんだか新鮮な気分になりました・・(笑)

>悲しそうな瞳、軽く微笑んでいるようにも見えるのですが、やはり心の奥底には悲しみが溢れているような表情。あの瞳を見ると何だか心の内を見透かされそうな気になります。

そうそう。私もそう思います。
哀しげなような、微笑んでいるような。
何とも叙情的ですよね。
美術館の独特な雰囲気、空気感。
私もすごく好きです。
出る時は、疲労困憊なんですけどね。

投稿: Hana | 2008年1月 9日 (水) 17時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: モデリアーニ 真実の愛:

« 京人参のポタージュとレバーソテー | トップページ | 新年会のケータリング »