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Le Petit Prince

大切なものは目に見えない・・・星の王子さまが、「キツネ」から教えてもらう”秘密”です。永遠にマイフェイヴァリットな本。そして著者「サン=テグジュペリ」もまた、永遠にこどもの心を持った人でした。作家とパイロットのふたつの顔を持つ少年。

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箱根、仙石原にある「星の王子さま美術館」 とても小さなテーマパークですが、何度訪れても幸せな気分にしてくれる場所。サン=テグジュペリが幼少時代を過ごしたリヨンの街並み。サン=モーリス・ド・レマンス城。そして、今もそこに残るチャペルが再現されています。教会前のオブジェに注目あれ。解りにくいですが、本の最初に描かれている”象を飲み込んだウワバミ”なのです!

初めて読んだこども時代は、全く理解出来なかった本。可愛らしい著者自身の挿絵とはうらはらに、難しすぎる内容でした。10代の頃、古本屋で偶然手にしたのが2回目。その本には、以前の持ち主がエンピツで線を引っ張った箇所がありました。

おとなは、だれでも、はじめは子どもだった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。

あれから何度読み返したことでしょう?その度に新しい気付きがあります。王子さまの愛したバラは、実は華やかで情熱的だった妻「コンスエロ」がモデルだったこと。その愛が陰りを見せはじめ、また空へ旅立った彼。砂漠での不時着、生還の末再び妻の元へ帰っていきます。バラを捨て地球へ旅立った王子さまが、また自分の星へと帰ると決心するように・・・。また、王子さまの最初の友達「キツネ」ですが、作家は実際キツネを飼っていたのです(笑) 本の中では、”知恵の象徴”としても描かれているようで。

第2次世界大戦当時、ニューヨーク亡命中に「星の王子さま」は執筆されました。書き上げた後、彼は再び空へ。そして、戻ってくることはありませんでした。発表された自分の本が、世界各国で愛されているのも知らずに。

20071210014詩情溢れる大人の童話でありながら、登場するたくさんのキャラクターには生きるヒントが。冒険と愛のストーリーは、私の宝物です。砂漠に隠された輝く井戸のように、大切なものは目にみえない。サン=テグジュペリは美しい小さな星になって、今もなお大空を旅しているのかも知れません。

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コメント

hanaさんこんばんは♪ 星の王子様・・何年もフランスにどっぷりつかってる私ですが、まだ最後まで読んだことがありません。フランスへ留学した時、少しフランス語に慣れてきたころに子供向けのものを買ってみたことがありましたが難しくて・・断念してしまいました。
星の王子さま美術館は知ってます♪というか建物の前を通っただけですけれど。美術館の近くにオー・ミラドーというオーベルジュがあるんですが昔イベントの仕事で行ったことがありまして偶然みつけました。なぜここに星の王子様美術館が?と当時不思議に思いました。

投稿: ソムリエールhiroko | 2007年12月 2日 (日) 19時42分

Hirokoさん、こんばんわ!

私も以前、星の王子さまのフランス語版を買ったことがあります。
子供向けと言うけれど、なんのなんの!十分難しい・・・。

>なぜここに星の王子様美術館が?と当時不思議に思いました。

ホントですね。
でも意外と楽しいの!小さいけれど良く出来ています。そして・・いつも空いているのも気に入ってます(笑)

投稿: Hana | 2007年12月 2日 (日) 20時31分

すいません(^^ゞ
「星の王子様」と「ライ麦畑でつかまえて」は何度読んでもわからない ちびたです (#^.^#)
でも、以前Hanaから話を聞いて
そっか いろいろな意味が隠されているのね
と感心しました
そーいえば去年だっけかな?のNHKフランス語講座ラジオ版のCDは「星の王子様」でしたね

それでも、仙石原の「星の王子さま美術館」はずいぶん前に行ったことがあります
お土産に絵葉書買いました
晩秋の美術館も素敵ね

って Hana 忙しいのにいつ行ってきたの? (^。^)

投稿: ちびた | 2007年12月 2日 (日) 22時30分

ちびたさん、こんばんわ!

>「星の王子様」と「ライ麦畑でつかまえて」は何度読んでもわからない ちびたです (#^.^#)

ライ麦畑ねぇ~あれは難解です(笑)
何度トライしても無理!

昨日の土曜日ふらっと行ってきましたよ~
お天気も良くて気持ち良かった!
やっと、紅葉も拝めました。
帰りはご存知私達の故郷によって(スゴイ偶然だけど!)、新鮮な魚をたっぷり買い込んできました。
マイナスイオンもあびて、充実した1日でした♪

投稿: Hana | 2007年12月 2日 (日) 22時59分

私も小さい頃、作者の意図がまったく理解できず悶々としたことを覚えています。
そして未だ読むたびに違う見え方をする不思議な本です。

大切なものは目には見えない。

これもその中のひとつ。読むたびに違う意味を持って心に響いてきます。

投稿: ひぬ | 2007年12月 3日 (月) 00時36分

ひぬさん、こんにちは!

確かに、謎かけのような本でもありますね(笑)
以前、作者の伝記を読んだ事がありますが、とても興味深いものでした。そこから読み取れる部分も大きいかなと・・・
そして今回感じた事は、”戦争の影”でしょうか。

「大切なものは目に見えない」
満身創痍の中、再び空へと飛ぶ事を決意した作者もまた、最後までこのことを考え続けたのではないでしょうか?

投稿: Hana | 2007年12月 3日 (月) 12時20分

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