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印象派とビストロ

200710260071 200710260151_2 写真の時計らしき窓は、オルセー美術館のカフェ。もとは駅として建てられたオルセーのあの時計の裏なのです。印象派の宝庫オルセーに、初めて足を運んだ時のあの衝撃!幸福を今でも良く覚えてる。ミツフィーは午前中からお料理教室へ出掛けました。私とノッティーはオルセーからスタートなので、9時半にロビーで待ち合わせ。着くともうチケットを買う人の行列が!何しろハンパじゃない展示数ですからねぇ。途中カフェで、ビールとテリーヌでひと休み。

200710260146 200710260147 幾度となく訪れている大好きなオルセーですが、不思議な事にいつも違う感想が生まれる。映画や音楽のように、歳を重ねていく途中、自分自身に変化が生まれているのからか?または、その度ごとに生まれ変わっているのかもしれません。目に飛び込んできたルノアールの少年と猫の絵。そして、パステルで描かれたドガの裸婦。照明がかなり落とされた部屋の中、一際オーラを放っていました。それから、好きな画家マネも堪能しました。美しい女性が印象的なマネですが、どこかシニカルな感じを受けるのは私だけでしょうか?200710260148静かに挑戦している美しい絵・・・そんなふうに思えてならないのです。 シスレーやスーラ等の点描画も、以前は興味がなかったけど、去年オルセーで観てからは良いなと感じるようになった。若い頃は、もっと個性の強いものに惹かれていた気がします。しかし、なんという贅沢でしょう!日本ではなかなかお目にかかれない名画が、触れるほどの距離にある。まるで自分の部屋にかけてあるかのようにですよ!私は、次にサンジェルマン・デ・プレを散策する予定をキャンセル。5時間ものオルセー滞在でした。ノッティーも同様で、すっかりはまっていまったよう。そりゃそうよねぇ 初めてだし。

200710260150 疲れ果てた私たちは、取り敢えずロダン美術館へ向かいます。200710260149入館前にすぐ近くのカフェでひと休みしていると、なんと!ミツフィーが外を歩いているではありませんか~彼女もロダンに行ってきた帰りだそうです。お互い報告しあって別れ、いざ美術館へ。

閉館時間が迫っていて残念ながら館内には入れませんでしたが、公園は見学出来ました。(しかもタダで!) 受付のお兄さんありがとう~ お天気も良く、お庭は気持ちよかった。今度またゆっくり訪れたいものです。

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さてノッティーと別れ、ディナーはミツフィーと待ち合わせて出掛けます。彼女の気になるビストロ「L'AVANT GOUT」へ。7号線「Place D’Italie」で降りて、5分ほどの距離。予約より少し早く着いたので、周りを散策。近くにお魚屋さん発見!何もかもピカピカで美味しそうです!粒貝と鰯のビネガー漬けを、ノッティーのお土産に購入。さて、そろそろビストロへ。200710260150_3

200710260101 200710260146_2 200710260143 200710260147_2 200710260148_2 本日のムニュは30Eちょっとだったと思う。安くて美味しいのか、小さなお店があっという間に満席に。私たちはお魚の前菜を注文。初めて食べる食感だけど、以前食べたことのあるような味・・・う~ん、美味しい。ふたりとも魚好きゆえ、どうもセレクトが被りがち・・・なので、メインはミツフィーはカサゴを、私は何だか解らないものを試しにオーダーしてみました。

アントレを下げると、すかさず肉用ナイフがセットされる。あぁ、魚ではないのね・・・結局は鶏の煮込みでした。グラチネされたりんごが添えられ、お肉は柔らかい。味は・・・なんだっけ、これ?このソース懐かしいような・・・あっ、ほのかにオイスターソースの香り。なかなか工夫を感じます。その後、彼女はフォンダンショコラを頼み、私はフロマージュを。シェーブルの塊は食べ切れず、半分カットしてホテルへお持ち帰り。

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長い長い1日でした。

到着してから駆け足の5日間です。写真はロダン美術館の帰り道、西日を浴びた静かな公園。木立の陰、犬を散歩させるマダムが、映画のワンシーンのよう。少しだけ時間がゆっくり流れた瞬間。

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