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LIVERTE

数日前に録画していたNHKのパリ特集を観ました。世界遺産の番組と思っていたのですが、意外にも幅広く・・・懐かしいパリの風景。確かオルセー美術館にある、ルノアールの「サン・ラザール駅」も映りました。マネの「バルコニー」の絵も良い。心の琴線に触れるのでしょうか?不思議ですが、知らないうち涙が頬を伝います。パリ市庁舎の映像は、写真家ドアノーの世界一有名なキスを思い出します。実は、役者の卵と打ち合わせして作為的に作り込んだ作品だとしても、許してしまうドラマティックな作品。

移民問題で揺れるフランスですが、実際外国人が多いのが特徴的。N.Yだってメルティング・スポットですが、それとは明らかに違う。異民族同士が普通にベビーカーを押して歩く景色は、世界中探しても圧倒的に多いのではないでしょうか。垣根が無くて、良いなぁと思います。

デモやストライキの多いパリ。幾度となく訪れる度に迷惑する事も多く、日本人の感覚では理解出来ずにいました。今回、テレビを観て解ったこと。遥かフランス革命からその歴史は始まっていたのです。

”自由、平等、博愛”を掲げたフランスの歴史は、革命で市民が勝ち取ったものであり、弱者の叫びがやがて大きな波となり、未来さえ変えていく。ここに彼らの誇りと理想、信念があるようです。ナルホド・・・

「最も欲しいものは自由」と譲れない私ですが、やはり島国日本のなせる業。世界から見ると、守られた場所に生きて来たのでしょう。 ”勝ち取る”程の意識は無かった!”信じている”くらいの認識。自由を手にする為に、無くしたものは沢山あったはずなのに。

トリコロールの国旗は、「自由、平等、博愛」を現していると言います。理想と現実の間に揺れながらも、あきらめず信念を貫く。時代に流されず頑固に生きるのも、人間らしく、今の時代に必要なのではないでしょうか。答えが無いものの答えを探し続けるのも。

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